CHINAAID(上海国際福祉機器展)は2000年に創設されて以来、四半世紀近くにわたり中国の介護・福祉産業の発展を牽引し続けています。高齢者や障がい者を支援する製品・技術・サービスが一堂に会する中国最大級の専門展として、長年にわたり業界関係者にとって重要な貿易・交流のプラットフォームとして確かな実績を築いてきました。

中国最大級の「介護・福祉展」だから
市場動向を把握する情報ステーション
CHINAAIDでは、政府関係者や国内外の専門家らを招いたセミナー・フォーラムを開催。業界の重要課題を国際的視点から議論し、出展者・来場者双方の市場理解と戦略立案を支える「情報ステーション」としてご活用いただけます。
多様なニーズに応えるビジネスマッチング
会場では、専門バイヤーとの商談はもちろん、出展企業間の連携を促す交流会や需給マッチング会を随時開催。さらに、出展企業様には主催者提供の専用プレゼンテーション会場で、 自社の製品·技術·企業イメージを効果的にアピールする機会をご用意しております。展示会の期間外にも、主催者によるサポートで新たなビジネスパートナーとの出会いを継続的に応援します。
国内外に幅広く情報発信できるから
各種広告展開・パブリシティ活動:全国紙および業界関連紙誌、各種インターネット媒体/国内外の介護・福祉専門媒体に対する記事掲載促進
公式WebサイトやSNSによる情報発信:公式Webサイト、公式SNS(Wechatフォロワー数120,000名以上)にて最新情報を発信
メールマガジンによる情報発信:CHINA AIDが主催した各種イベントの来場登録者(100,000名以上)に対して、継続的にメールマガジン
国内外への来場誘致協力要請:国内外の商工業会や行政機関、関係団体等へ来場誘致協力要請


中国の高齢者ビジネスに参入する絶好のタイミング
第六回中日経済ハイレベル対話における「シルバー経済」協力の推進
2025年3月、第六回中日経済ハイレベル対話において20項目の重要合意が達成されました。特に注目すべきは、「高齢者ケア・介護分野における実務協力の強化を通じ、シルバーエコノミーを育成する」との合意が明記され、「中国における日中間高齢産業交流フォーラムの開催を中国側が歓迎する」ことが確認された点です。これは高齢者産業が国家戦略レベルで重視されていることを示す画期的な展開です。両国政府の強力な後押しにより、日中協力は新たな次元へと躍進しました。
世界最大の高齢化市場が拓く圧倒的な機会
中国の60歳以上人口は3.6億人(総人口の25%)を突破(2025年現在)。この市場規模は 2035年までに10兆ドル規模に成長すると予測さ
れ、「毎年1000万人という世界最速ペースで高齢化が進行しています。高齢者向け製品、サービス等の分野において、中国市場のニーズは爆発的に拡大中です。
それに、中国における高齢者、特に新世代高齢者の増加に伴い、新たな消費空間が形成されつつあります。人生をよりエンジョイしようという意識と経済的余裕を持つシニア世代は消費のレベルアップを求め、堅調な消費力を見せています。日本製品はその機能や使いやすさなど優れている点も多いことから、中国の市場への進出は日系企業にとって大きな商機となる可能性があります。


展
者
の
声
日本貿易振興機構(ジェトロ)上海事務所
CHINAAIDは高齢者向け製品・サービス市場において中国企業との橋梁となり日中双方の「高齢化」という大きな社会問題の解決に向けて日中企業の連携を促すプラットフォームです。日本には介護サービスや福祉用具・介護用品分野において高齢者の生活のQOL向上に寄与できる企業が多数存在します。ジェトロは高齢者分野における両国企業間での連携を促進するため、2013年から中国の地方都市での「日中高齢者産業交流会」等の商談会の開催を通じて、ビジネスマッチングを行っています。日本企業が有する「自立支援」「認知症ケア」などの経験・ノウハウを通じ、今後も一つでも多くの相互の連携や成果が生まれることを期待しています。
Etac AB
今年で当社EtacはCHINA AIDへの3回目の出展となり、展示会を通じて自社製品は多くの市場からの評価と認知を得てきました。ヨーロッパの企業にとって、CHINA AIDは中国の高齢者ケア市場を理解する非常に良い窓口であると確信しております。今後も出展面積と投資を拡大し、より多くの製品を中国市場に紹介してまいります。
場
者
の
声
地方民政・高齢者福祉担当部署:
今回初めてCHINA AIDを視察しました。2日間にわたる詳細な見学と交流を通じ、非常に多くの収穫があり、視野が広がり、見識を深められたと深く感銘を受けました。特に、上海市が社会資源を統合し、科学技術を活用して高齢者サービスの質と効率を向上させる取り組みは、非常に模範的かつ先見性に富んでおり、当該地域の高齢者サービス計画と発展にとって貴重な示唆と参考となりました。
高齢者施設・購買責任者:
今回のCHINA AID見学は、本当に大きな収穫がありました!最大の感想は「まさに求めていた場所を見つけた」ということです。具体的な購買リストと設備更新のニーズを持参し、会場では多くの条件に合致したサプライヤーと製品を目にしました。数社の出展社と現場で初步的な打ち合わせを行いましたが、製品とソリューションのどれもが非常に的を射ていると感じ、後日詳細な連絡を取る予定です。展示会は情報量が膨大で、効率も非常に高く、当社が情報収集のために奔走する時間と労力を大幅に節約できました。来年の展示会にも必ず来場します!
一般来場者・80代ご夫婦:
私たち夫婦は今年で80代半ば、徐匯区に住んでいます。今回わざわざ乗り換えを2回して地下鉄で会場まで来ました。この「シルバーまつり」が、こんなにも素晴らしいものだとは思いませんでした! 展示品は特に実用的です。妻は軽くて使いやすい血圧計を気に入り、私は滑りにくいお風呂椅子を購入しました。品物は実用的で、価格も良心的。普段、あちこちのデパートを探し回るのに比べて、ずっと安心できました! このようなイベントを開催してくださり、本当にありがとうございます。


上海国際福祉機器展(CHINA AID)の規模拡大に伴い、その国際的な注目度も高まり、中国の高齢者市場開拓を志す海外企業が相次いで出展を選択しています。 「CHINA AID 2025」には世界13カ国と香港、マカオ、台湾から合わせて519社が出展しており、日本出展社数は60社を超え、全ての海外出展国の中で首位を占めています。
単独ブース出展
中国の高齢化が進展し、シルバー産業が急速に拡大する中、CHINA AIDは、日本を代表する大手ブランドやグローバル企業から、戦略的重要度の高い出展先として認知を深めています。 自社ブランドの独自性を最大限にアピールし、製品・サービスの認知度向上と確かなビジネス成果を追求する企業を中心に、単独での大型ブース出展を選択する動きが顕著となっています。

オフィシャルジャパンパビリオン(標準ブース限定)
公式展示ゾーン出展
主催者直轄の「オフィシャルジャパンパビリオン」では、中小企業様の出展を総合的にバックアップ。 和風デザインの統一ブース装飾により、日本の福祉製品・サービスの卓越性を中国のバイヤー・業界関係者に効果的に訴求します。標準ブースの配置は、主催者が指定した日本パビリオン専用エリアから割り当てとなります。

日本政府・自治体による中小企業出展支援
日本貿易振興機構(JETRO)の主導: 2023年および2024年には、JETROが中心となり「日本パビリオン」を設置。 介護機器、福祉用具、サービスソリューションなど多様な分野から、20~30社規模の日本中小企業を募集し、合同出展を実現させました。
地方自治体の積極的な展開: さらに近年では、日本国大阪府上海事務所、福岡県上海事務所をはじめとする日本の地方自治体の政府関連機

自主共同出展
2015年以降、日本企業による新たな出展形態として「自主共同出展ゾーン」が登場しました。 これは、特定のテーマやビジネスネットワークで結ばれた複数の日本企業(10~20社規模)が連携し、単一の大きなゾーンを形成して出展するスタイルです。各社が個別に強みを発揮しつつも、ゾーン全体として 「日本ならではの高齢者支援の哲学」を来場者に対して効果的かつ集中的に提示することが最大の特徴です。


毎年開催される「上海国際福祉機器展」 以外にも、CHINA AID事務局は年間を通じて国内外の様々な政府機関と連携し、フォーラムや交流会を実施しています。多方面の力を結集してコミュニケーションプラットフォームを構築し、ビジネスマッチングならびに情報の交流・共有を促進、福祉・介護産業の発展を推進します。出展企業は、福祉・介護業界に関連するより多くのイベントに参加する機会を得ることができます。


業界の未来を切り拓く政策・市場への深い関与
CHINAAIDは展示会の開催にとどまらず、上海市の介護・福祉政策に関する調査・策定にも積極的に関与してきました。具体例として、「上海市福祉用具レンタル製品カタログ」の作成協力、また上海市発展改革委員会による「銀髪経済」関連文書のための調査協力などを通じて、業界の発展と政策の充実に貢献しています。
シルバーまつり・コミュニティ巡回展
2025年、上海国際福祉機器展(CHINAAID)はW2ホールにて「シルバーまつり」テーマ展示エリアをパワーアップし、「食・住・遊」の3大テーマを中心に、上海市の「買い替え促進」消費補助金政策や在宅高齢者向け住宅改修補助金などの市民向け優遇政策と連動。高齢者向け消費の新たなシーンを構築し、市場に新たな活力を注入します。


3日間の展示会終了後も、CHINA AID事務局は「シルバーまつり・コミュニティ巡回展」を実施します。 厳選された高齢者向
け製品、スマートサービス、健康ソリューションなどを、地域のコミュニティセンター、大型ショッピングモールのアトリウム、オ
フィスビルのロビー、さらには市民サービスステーションなど、高齢者が日常的にアクセスしやすい場所へと届けます。




